ぽっぽさん、私婚活しようと思うんです!
お〜ええやん!私も婚活して結婚したよん♪
京都の片隅からこんにちは、ぽっぽです。最近親愛なる後輩Tが婚活を始めることになりました。
かくいう私も婚活して結婚した身…しかも恋愛経験が全くといっていいほどありませんでした。
今までに付き合った人は1人だけ(それも遠距離恋愛でほとんど会えていない)、告白されたこともなければ浮いた噂もない。
そんな私ですが、いざ婚活を始めてみると活動を開始してから半年後、お付き合いしてから4ヶ月後に入籍というミラクルを起こしたのです!
婚活を始めたきっかけ
もともと私は結婚願望が薄く、「いい人がいたら結婚したいな〜」くらいにしか思っていませんでした。(小指の爪の先くらい?)友達も独身の子が多く、特に焦りを感じていなかったのです。
結婚してもいいし、できなくてもいい。どちらでもそれなりに幸せに暮らしていけるだろうと、ぼんやり考えていました。
しかしあるとき長期出張が連続して入ることに。そんなときふと
いかん!このままでは長期出張キャラになってしまう!なってもいいけど、一度は結婚してみたい!
と、腹の底から小指の爪先サイズの結婚願望が全力で叫び出したのが聞こえました。
そこで「一度は結婚を」という夢?を叶えるべく婚活をしてみようと思い至ったのです。
どうやって婚活するかを考える
婚活をするにあたって、まずは自分のスペックを洗い出すことから始めました。
- 30代半ば
- 恋愛経験ほぼなし
- 仕事は葬祭関係
- 一人暮らし
過去には趣味コンに参加したり友達に紹介してもらったりもしましたが、イマイチ成果に結びつかず。
改めて冷静に自分の性格を考えたときに「自分は恋愛には向いていない」という結論に達したのです。
恋愛が苦手な私が『恋愛→結婚』のプロセスを辿るのは難しい。
最終目的は恋愛ではなく結婚。なら初めから結婚したい男性に会うのが1番効率がいいのでは…?年齢的にもグダグダしている場合じゃない!
そこで1番最初に思いついたのが結婚相談所と地域の婚活応援センターでした。
結婚相談所
⚫︎恋愛経験がなく、ビビリな私にはもってこい!…だったが入会金が高く、予算の都合で一旦保留に。
きょうと婚活応援センター
⚫︎知り合いの人が入って結婚したと聞いた。身近な実績もあるし、登録は無料なので試しに入ることに。
私は京都に勤めていたので「きょうと婚活応援センター」に登録。
婚活相談ができる相手がいなかった私にとって、困ったときに気軽に相談できる場所があるのはものすごい安心感がありました。
婚活を円滑に進めるために決めておいたこと
「婚活応援センターにも入ったし、さあやるぞ!」と意気込んだものの、計画倒れがお家芸のこの私。戦略的に婚活を進めるためにも、自分の中で約束事を作りました。
活動期間は2年間
ダラダラと婚活したくなかったので、活動は2年間と設定。その代わり2年は全力でがんばろう、特に入会したてはラッシュがあると聞いたので、チャンスを逃さないようにできることは全部やるつもりで腹を括りました。
自分から積極的に動く
『自分から積極的に動く』というのも目標のひとつに加えました。
というのも私は何事にも受け身であることが多く、新しい人に出会ったときに自分から話しかけたり、連絡先を交換するといったことが苦手だったのです。
それでは運命の人をゲットできるわけがない!
そこで「いいな」と思った人には自分から積極的に話しかけようと固く決意。練習として職場の人や、お客様にこちらから話題を振って話すことに慣れていきました。
本番に備えて準備しておくことが大切!
アドバイスは素直に聞く
これまで恋愛経験が全くない=モテテクや勝負服なども全くない状態でした。
丸腰状態で婚活するには心もとなかったので色々な婚活本やブログを参考にし、その中で「自分でもできそう」と思った婚活テクや服装、メイクは素直にどんどん取り入れていきました。
初めは「スカートとか似合わないし、無理!」「こんなメイク私にはできない!」と思っていましたが、「モテるためのコスプレをしているんだ」と開き直れれば、なんだか自分が変わっていくことが楽しくも思えてくるから不思議です。
お相手に求める条件の優先順位を明確にする
短期決戦に挑むために、「パートナーに望むことは何か」も明確にしました。いくつか条件を書き出してみて、「ここは譲れない」「これはそんなに重要ではない」と選別していき、最終的に上位3位はこんな感じになりました。
【3位 食べ物の好き嫌いがない人】
私自身食べ物の好き嫌いがないので、お相手もそういう人の方がいいなぁと思っていました。
せっかく作った料理を「これ嫌い」とか言われたらブチギレる予感しかしない…。食材だけならまだしも、調理法にまで及んだら「ほなもう自分で作って!」ってなりますよね。(炒めすぎたとろとろのほうれん草がアカンとかね…)
そういった不毛な争いを避けるためにも、同じように何でも食べてくれる人が理想でした。
【2位 仕事に理解をしめしてくれる人】
社会に出てからずっと仕事をしてきて、結婚後も仕事を続ける気満々。特に今の職場は仕事内容にも仲間にも恵まれているので、辞めるつもりはありませんでした。
葬祭関係ということもあり仕事内容に偏見を持っている人もいますが、そういう人とは難しい。子どもができてもできるだけ働きたかったので、「子どものためにも仕事を辞めて専業主婦になってよ」という人はゴメンナサイでした。
【1位 一緒にいて落ち着く人】
長い人生を共に歩むパートナーに一番望むこと、それは「一緒にいて落ち着けること」でした。
特に今までの私は恋愛弱者あるあるで、男性と話すのが苦手で緊張しがち。職場でもちょっと話をするだけでドッと疲れてしまうほど。
まして気分の浮き沈みが激しかったり、不機嫌になると物に当たったりする人とは安心して一緒にいられません。
見た目や収入ももちろん大事ですが、「この人といると落ち着く」「自分を出しても大丈夫」と思えることが何より大切だと思っていました。
婚活に役立った本、ブログ
本格的に婚活を開始するにあたって、色々な婚活本やブログを読みました。特に「自分に向いてる!」と参考になった本やブログを紹介します。
【オクテ女子のための恋愛基礎講座】アルテイシア 著
まさに私のように恋愛経験がなく、奥手な女性に向けて書かれた本です。オタク話やギャグも交えて書かれているので、普通に読んでも楽しい。
『恋愛は選挙じゃない。モテとマッチングは別物』『たった一人の本命に愛されるにはどうしたらいいか』といった、ズバリ私が知りたかったことが全て書いてありました。
紹介されている恋愛力アップのテクニックは「奥手な私でもこれならできそう」と思えるものが多かったです。特に『女性から告白する方法』は目からウロコが落ちるほど斬新でした。なるほど、こうやってやるのか…。
「服装だけ女らしくしておけば、あとは中身が珍獣でもOK」のくだりも秀逸。元気が出ます!
【骨格診断×パーソナルカラー 本当に似合う服に出会える魔法のルール】二神弓子 著
「自分に似合う服とかわからなくていつも適当に買っている」「もう何年も同じ服を着ている」といったズバリ私のような人にピッタリの一冊です。
自分の骨格に似合う服と色を組み合わせるだけであら不思議。一気にあか抜けファッションの完成です。
「小物の合わせ方とかよくわからない…」となったときは写真に載っているのと似た感じのものを揃えていました。真似するだけでそれっぽく決まるので楽でした。
今まで敬遠していたスカートも似合う物さえ選べば着やすく、服しだいでこんなにも印象が変わるのだと驚き!特にワンピースは着たことがなかったのでとても新鮮に映りました。
【結婚物語。】 仲人T 著(ブログ)
婚活以前から読んでいて、結婚した今も愛読しているブログ。これを見て婚活を決意したといっても過言ではありません。
婚活に向けての心構えややった方がいいこと、気をつけた方がいいことなどが仲人さん目線で綴られていて、内容を覚えるくらいに何度も読み返しました。
著者の仲人Tさんが生粋のオタクなので、アニメネタや漫画ネタなどが要所要所にぶっ込んであり、笑える上に為になります。
会員さんだけでなく、婚活をがんばる全ての人に向けて激しすぎる愛を込めて書かれているので、読み終わった後に必ず元気になれるブログです。
書籍も出てます!こちらはややマイルドな表現です 笑♪
今の夫はんと出会ったときのこと
夫はんと出会ったのは、きょうと婚活応援センターでのイベントがきっかけでした。
男女5人対5人で時間を区切ってお話しするというイベントで、当日事前に書いておいた簡単なプロフィールを参考に、1人あたり7分ずつお話しするというもの。
「いいな」と思った人がいればその人の番号を用紙に書いておき、イベント終了後に提出。後日センターから連絡があり、マッチングした人と2回目のお話しタイムが設けられるといった感じでした。
当日気をつけたこと
1.ギリギリまで身だしなみに気を使う
イベント当日は平日で仕事上がり、しかも暑い時期でした。
時間もギリギリでしたがイベント前にスカートに着替えて化粧直しをし、髪もクセをとって整え「今日は1番カワイイ私で来ましたーー!」という勢いで参加!
いつもは化粧直しもしないし、スカートも履かないしで正直面倒だと思いましたが、せっかくなら最高に良い印象を持ってもらいたいとがんばりました。身だしなみを整えると気持ちにも余裕ができてよかったです。
2.参加した男性全員に選ばれるように話す
イベントには主に30〜40代の男性がいました。みんなそれぞれ職業も見た目も違い、パッと見た感じの印象もそれぞれバラバラ。
しかし「今日はここにいる男性全員からOKをもらうぞ…!」というつもりでとにかく笑顔で、相槌を打ちながら話をすることを徹底。プロフィールをしっかり見て趣味の話を広げたのが良かったのか、結果5人中4人のお相手から2回目のオファーをもらうことができました。
3.さりげなく気になっているアピールをする
7分という短い時間でお互いにどう思っているのかを判断するのは難しい。
「自分は次も会いたいと思っているけど、向こうはどう思っているのかわからない…」とお相手を不安にさせるのももったいないと思っていました。
そこで「よかったら(私の)番号を書いてくださいね」と最後に伝えておくことに。そうすることで周りの女性と差別化できる上に「書いていいんだ!」と思ってもらえ、結果的に2回目に繋がる確率を上げられました。
参加した男性全員とても話しやすく、あっという間にイベントは終了。その中で1番会ったときの雰囲気がよく、会話のペースがちょうどいい男性(のちの夫はん)がこのときから気になっていたのです。
2回目のお話しタイム
2回目はセンター内の個室スペースで、今度は1対1で1時間お話しをしました。
趣味や仕事についてより深く話すことで「会話が自然と続くか」「沈黙がいやな感じではないか」などを判断。1回目ではいいな、と思っていても「あれ、なんか違う…」と思う部分もあり、そういう人とは残念ながらご縁がないのだと感じました。
2回目は4人中3人の方とマッチング。夫はんももちろん選んでくれていました。2回目以降は1人だけ選んで連絡先を交換し、その後は2人で進めるという形でした。当然夫はんを選んで晴れてカップル成立、ファーストコールののち初デートへと漕ぎ着けました。
真剣交際に進むまでにしたこと
「晴れてカップル成立!やっほい!」と思っていてもまだまだ油断は禁物です。
今はまだお互いに『お試し期間中』なのです。
これからデートを重ねてもっとお互いのことを知った上で、結婚を前提に真剣交際するかどうかが決まります。もちろんここでも時間をかけすぎるわけにはいかないので、計画をしっかり立てます。
1回目、2回目のデート
1回目、2回目のデートは一緒に夕食を食べに行きました。仕事上がりに2時間ほど会い、食べたら解散!
お店はこちらの希望を伝えた上で、彼に決めてもらっていました。2時間という時間は思ったよりすぐ過ぎてちょうどよかったです。
1回目はごちそうになりましたが、2回目は少し出す形にしました。(毎回出してもらうのは心苦しかったので…)
1回目と2回目の間は1週間ほど空きましたが、毎日電話をしあっていたので2人の距離は徐々に縮まっていきました。LINEではなく電話の方がお互いの気配を感じやすいので、より早く距離が縮まったと思います。
3回目のデート
先の2 回と同じく夕食デート。食事のあと私の希望で川沿いをぶらぶらと散歩することにしました。
3回もデートしてるし、そろそろ何かしらのアクションがあってもいいのでは…?と思いつつも、今日もこのまま解散になりそうな雰囲気。「いや今日こそは決めてやんよ!」と決意した私はある提案をしました。
よかったら手を繋ぎませんか…?
えっ…あ、はい(照れ////)
出ました、必殺女性から告白する方法、『自分から手を繋ぐ〜!』(オクテ女子のための恋愛基礎講座より抜粋)。
緊張からか、何度も自分の手を拭きながら繋いでくれた夫はん。そのままいい感じの空気を作り出すことに成功!よほど嬉しかったのかその後無事告白してくれ、正式に真剣交際することになったのです。
婚活開始からここまで約1ヶ月半。いや〜よかったよかった!
真剣交際〜結婚までの道のり
この頃には毎日の電話に加えて週に2回は会うようになっていました。多いときは3回。
主に夫はんの家に行くことが多かったのですが、ごはんも作ってくれるし、家もきれいにしてあったので優しい上に家事もできるのがよくわかりました。
食べ物の好き嫌いもなく、結婚後も仕事継続OK。何より一緒にいると自分らしくいられて楽なのです。今まで男性と話をするときは緊張しまくっていましたが、夫はんにはそんなことが一切なく、すでに家族でいるような安心感さえありました。
プロポーズは彼宅で突然に
プロポーズの時期や場所などの希望は特にありませんでしたが、「おしゃれレストランで箱パカとかは恥ずかしいな〜でもやってもらえたら嬉しいかな♪」と漠然と思っていました。
そんなある日、祖父が他界。あまりに急なことに驚きつつもバタバタと葬儀を済ませ、久しぶりに夫はんの自宅で会っていたときのことです。
葬儀のときにも散々泣いたのに、改めて寂しさが押し寄せてきた私は彼の前でつい涙…。
それを見た夫はんが
僕が新しく家族になるから!
とひと言。「いや、新しく家族に加わるから!」と言い直してくれたのが印象的でした。
祖父をまだ家族の一員として考えてくれている。びっくりしつつも、そんな夫はんの優しさが十分伝わってきました。もちろん返事は
…うん!(泣)
真剣交際から約2ヶ月後、これが事実上のプロポーズとなったのです。…が、後日もう一度正式に言い直してくれました。律儀ですね 笑
入籍日を決めて、逆算で動く
プロポーズ後「入籍日はいつでもいい」と言ってくれたので、入籍日は私の希望する日になりました。
あとは逆算して動くだけ!
とはいえ、この時点で入籍予定日まであと2ヶ月ちょっと。あまり日がなかったので大慌てで私の実家に挨拶→帰りの足で夫はんの実家にも結婚する旨を伝えに行きました。(交際報告は事前に済んでいた)
同時に一緒に住む物件を探し、ドタバタと引越し。婚姻届もギリギリで用意しましたが、何とか無事入籍予定日に提出できました!
お付き合いしてからもことあるごとに「どれくらい付き合ったら結婚したいか」「実家への挨拶はいつ行くか」「どこに住みたいか」などの意見をすり合わせていったのが功を奏しました。ダラダラと結論を出すのを先延ばしにせず、普段の会話の中で自然と話題に出していたのがよかったと思います。
婚約指輪も間に合わないくらいバタバタでしたが、結果としては自分の納得いく形で結婚できたので満足です。
【まとめ】とにかく自分から行動あるのみ!
これまで恋愛経験がなかった私ですが、短期間で結婚するために以下のことを意識して行動してきました。
- 結婚する気のある異性と出会える場所にいくべし→結婚相談所、婚活応援センター、お見合いなど
- 自分の現状に合った本やブログを読むべし→今回の私なら『恋愛経験なし、結婚したい30代女性』に向けた本
- プロや本のアドバイスは素直に聞くべし→婚活成功への一番の近道。「でも」「だって」は禁句!
- とにかく打席に立つべし→異性に会いまくって自分にぴったりの人を探そう
- 待ちの姿勢はやめて、自分から動くべし→相手の出方を伺うばかりでなく、自分から話を進める
そして実際に婚活してみての結果はこうなりました。
私の婚活の軌跡
⚫︎婚活開始(2019.6月)
『きょうと婚活センター』に登録。参加したいイベントに申し込みまくる&婚活本やブログを読み漁る。
⚫︎初のイベント参加(2019.6月)
男女30人ずつの『浴衣で街コン』イベントに参加。残念ながらマッチングには至らなかったが、浴衣を着られてウキウキ。
⚫︎今の夫はんに出会う(2019.7月)
センターでの男女5人ずつのお話しイベントに参加。夫はんとマッチングし、2回目のお話しタイムを経て仮交際成立。
⚫︎真剣交際に発展(2019.8月)
3回目のデートの帰り道に告白→真剣交際に進むことに。速攻で親に報告、疑いの目で見られる。
⚫︎プロポーズを受ける(2019.9月)
祖父の葬儀の後プロポーズをされる。その後新居探し、それぞれの両親への挨拶、引っ越しの準備を同時にする。
⚫︎入籍する(2019.12月)
新居への引っ越しも終わり、無事入籍。半年にわたる婚活に終止符を打つ。
周りからは「4ヶ月で結婚なんて早いね」と言われますが、付き合っているうちから人柄を見極めて「この人となら」と思えたのでそのまま結婚しました 笑。その後結婚式も無事済ませ、1年後には子どもも誕生。あっという間に3人家族になりました。
正直私の結婚は「運が良かった」といえばそれまでです。ですが運も実力のうち。
運命の人が目の前にいても自分から動かなければ、そのまま去っていってしまっていたかもしれない。
私の幸せは私が掴む!!!
この信念が結局自分を幸せにしたのだと実感しています。
これから同じように婚活する方が『自分にピッタリの運命の人』に出会えますように…。
ほなまた次回!お会いしましょう〜♪
夫はんと結婚したことでブログを始めるきっかけができました
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