声優魂に見るプロ意識。

ぽっぽ
ぽっぽ

プロの声優さんって声ひとつでこんなに幅があるんや!すげー!!

京都の片隅からこんばんは、ぽっぽです。昨日テレビで声優さんたちを特集している番組がありました。

その中でプロとしてのこだわり(掛け声やうめき声ひとつでキャラクターの成長を表したり、ダメージの受け具合を表現していること)に感銘を受けました。

私も「おくりびと」になって早や8年目。プロとしての意識はできているのかもう一度見直してみよう。

目次

プロとして意識していること

私が普段プロとして意識しているのは

⚫︎契約時間内に施行が終われるか

⚫︎支払った対価以上のものをお客様(ご遺族様)に提供できているか

⚫︎現状に留まらず未来に向けて勉強できているか 

です。

契約時間は基本的に守る

私の会社の場合、契約時間は一応ひと施行につき90分となっています。

あくまでも契約時間としてですが、故人様の状態(出血、腹水、水疱等)やご遺族様の状況(悲しみが深い、化粧などにこだわりがある)によっては多少は伸びることがあります。

ですがプロとしてやはり基本的には時間は守らないといけません。

特にお手当の必要のない故人様や、急いでおられるご遺族様がいる場合は逆に負担にならないように早目の70分くらいに終われるように意識しています。

次の施行が控えている時もしかり、です。90分ギリギリに終わると次の方に迷惑をかけてしまうので。

もちろんその為に手順を省いたり、物を乱暴に扱ったりはしません。

施行内容は充実させつつ、自分の手を速くしたり効率よく動いて二度手間・三度手間にならないようにする、といった意味で時間を早くできるようにしています。

支払った対価以上のものを提供する

会社にもよりますが、私の会社では湯灌納棺の値段は合わせて10万円近くします。

納棺のみの場合はもう少し安いですが、それでも60分の施行に対し何万円ものお金がかかります。

ご遺族様に「それだけの価値がある」と思ってもらえるのは当然のことで、「こんなもんか」や「この値段でこの仕事?」と思われてはいけないのです。

ニ●リのキャッチフレーズではないではないですが「やってもらってよかった。値段以上の価値がある」と思ってもらえるのが最良だと思います。

その為にはご遺族様の意向を取り入れつつ、より良い案があると思えば積極的に提案しています。

例えば「おばあちゃんはいつも真っ赤な口紅やった」と言われても、お元気な頃と今とではお顔が違うこともあります。その時は「今のおばあちゃんには少しベージュっぽい方が似合いそう」と思えばそちらを勧めることもあります。

その結果「あ、こっちの方が似合う!やっぱりプロにしてもらってよかった」と言ってもらえたら、こちらとしても満足してもらえる施行ができてよかったとホッとします。

現状に甘んじず未来に向けて勉強する

私たちの仕事はぶっちゃけると、故人様を綺麗にして棺に納められればいいのです。施行内容の一定の基準さえ満たせば、あとは施行員の裁量次第という部分があります。

ですが私としては

ぽっぽ
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それじゃおもしろくないなー。もっとできることはないかな?

と思っています。

技術面はもちろんのこと、会話術や宗派の知識など勉強することはいくらでもあります。

特に私は会話が苦手なので一応こんな本を買いました。

一読して「あーなるほど!さっそくやってみます!」と思ったものの、結局実行できてないような…。つまり覚えてない!!ダメだこりゃ。

もう一度熟読して出直してきまっす!

「前はこうだった」「このままでいい」と過去にばかりしがみつくのではなく、貪欲に新しい知識を取り入れて自分なりに咀嚼した上で今までとやり方を変えていく。

一年前と全く同じことをしているのでは成長していないことと同じ。何か一つでも良くなっている部分を作り出せるように努力していかねば。

おまけ、想像力を鍛える

声優さんも言っていましたが、「体験したことがないものは想像力を働かせる」だそうです。

確かに爆発に巻き込まれたキャラの叫び声や、大ケガで苦しい声とか体験できないですもんね…。

私もまだ身近な大切な人を亡くした経験がそんなにないので、未だにどうご遺族様の悲しみに寄り添ったらいいのかわからない時があります。

そんな時は想像力を働かせて「自分がもし同じ状況だったらどうしてほしいだろう」ということを考えて、その場にふさわしいお声がけや仕草で対応できるようにしていきたいです。

その為には「普通は」とか「これくらいは常識」という思い込みを捨てて、物事を色んな角度から見てみる必要がありそうですね。

何気に一番難しそうですが…ぼちぼち頑張ります( ̄▽ ̄;)

ほなまた次回、お会いしましょう〜♪

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この記事を書いた人

京都の片隅に住むミドル30代。ヒゲの素敵な夫と息子と暮らしています。
好きなものはバイクと銭湯、古民家。将来の夢はピンクのスーパーカブでお遍路さんを廻ること。

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